酒粕のお料理

粕汁

3-1

材料(4人分)

酒粕 200g
だし汁 720cc
塩鮭または豚肉
こんにゃく・大根・にんじん・うす揚げ・きざみネギ 塩・醤油

作り方

1. お好みの具(こんにゃく・大根・にんじん・うす揚げ等)を適当にきざむ。
2. 酒粕を細かくほぐし、塩鮭または豚肉、上記の具と一緒にだし汁に入れて煮込みます。
3. 塩・醤油で味を整えます。(白く仕上げるには塩主体で味付けをします。)
4. お椀によそった後、きざみネギを散らして出来上がり!
(※塩鮭の他に、塩ブリや鶏肉を加えると風味が増します。)

甘酒

2-1

材料(4人分)

酒粕 120〜200g
砂糖 60〜100g
塩 ごく微量(隠し塩)
土しょうが 少々
水 800〜1000cc (好みに応じ、各量を加減)

作り方

1. 水の中に酒粕をほぐして入れます。
2. 次に砂糖と微量の塩を加えて、弱火で酒粕が溶けるまで煮立てます。
3. お好みで、蜂蜜や隠し風味のおろし土しょうが汁を加えます。

魚の粕漬け

6-1

材料

魚 酒粕 適宜
塩 適宜

作り方

1. 魚にひとふり塩をふる。
2. 容器に酒粕を敷きガーゼで包んだ魚を並べ、その上に更に酒粕を敷き詰め、ラップなどで 密封し、3日くらい置く。
3. 魚を取りだし粕をさっと除き、焼いてお召し上がり下さい。

※2〜3日で臭いがとれ、柔らかく美味しくなります。

すじ子・鮭・たら子等の粕漬け

7-1

材料

すじ子・鮭・たら子等 適宜 酒粕 漬ける食材と同量 塩 適宜

作り方

1. 漬ける材料と同量の酒粕を用意。
2. 塩分の含まれない食材には、目方の2〜3%の塩をふる。
3. 粕の半分を容器に敷き、その上にガーゼを敷く。
4. ガーゼの上に、すじ子等の材料を並べ、その上に更にガーゼを置くか、または 材料をガーゼ類で包む。
5. その上に残りの酒粕を乗せ、平らにのばす。
6. ラップなどで密封して、3〜4日くらい置く。
7. お好みによりそのまま、またはアルミホイルで包んで焼いてお召し上がり下さい。

※色々な魚介類についても同様の方法でお召し上がりできます。
※お好みにより酒粕にみりん・清酒・砂糖などの調味料を入れ、よく練ってご使用下さい。

うりの奈良漬け

7-1

材料

白うり 4 Kg
踏込み酒粕 4 Kg
塩 1 Kg
(お好みで)みりん 清酒

作り方

1. 大きい白ウリを縦2つ割りにして、種を取り、乾いた布で良く拭く。
2. 窪みに塩を詰め込んで5日程置く。出てきた塩水を捨て、乾いた布で良く拭く。
3. 漬け桶の底に酒粕を2cm厚に敷く。 (酒粕は、お好みにより、みりんや清酒を適当に加え、 練り合わせてご使用下さい。)
4. 爪の窪みに酒粕を詰め、窪みを上にしてウリが触れ合わないようにして、粕床上に並べる。
5. 一段並べると、また酒粕を敷き、ウリを並べて粕を敷く。
6. 漬け終えるとビニールシートで覆って蓋をし、重しを乗せて、冷暗所に置いて1〜3ヶ月。

さあサ、美味しい奈良漬の出来上がり!!
※きゅうり・なす・アスパラガス・椎茸・大根・竹の子・にんじん・ カリフラワー(湯通しして)等も塩漬けして、同じように漬けて下さい。

酒粕のもみじ焼き

材料

板粕 適宜 三温糖(中白砂糖) 適宜

作り方

1. 板状の酒粕を5cm四方に切り、三温糖(中白砂糖)をお好みの分量を乗せ、 焦げない程度に、金網上で焼き、砂糖が溶け始めたら出来上がり。

※金網焼き以外に、アルミホイールで包み、オーブントースター・電子レンジで 焼いても、美味しくいただけます。
※焼き上がった後に、砂糖の代わりに、ジャムやママレードを挟んでも 美味しくいただけます。

瓜の粕漬け(九州風)

九州で楽しまれている「瓜の粕漬け」レシピです。
本格的な奈良漬に比べるとあっさりとした漬かり具合で引き上げます。「新奈良漬」と呼ぶ地域もあります。
砂糖の量はお好みですが、長崎、佐賀方面は甘めにされることが多いようです。

材料

瓜 5 Kg
踏込み酒粕 4 Kg
ザラメ糖 1〜2Kg
塩 600g-1Kg
(お好みで)みりん 清酒

作り方

1. 瓜を洗って縦2つ割りにして、種型(ず)が残らないように種を取り除く。(ティースプーンを使用すると楽。) 2. 瓜の腹の部分に塩を詰め、容器に塩、瓜(腹を上に)、塩、瓜、塩の順に積み重ねる。重石を置いて、約一週間塩漬け。
3. 瓜をザルに引き上げて、腹を上にして半日〜1日陰干し。
4.陰干しした乾いた布(あるいは焼酎を含んだ布)でさっと拭く。
5.酒粕にザラメ糖を加え、混ぜ合わせる。酒粕が固ければ焼酎(ホワイトリカー)あるいはみりんを混ぜても良い。あまり柔らかくしすぎると「二度漬け」が難しくなるので注意。
6.保存容器に、混ぜた酒粕を入れ、瓜(腹を下に)、酒粕、瓜、酒粕と積み重ねる。瓜の腹の中にも酒粕を詰めること。瓜と瓜が直接重なり合わないように注意すること。
7.密封し、漬かるのを待つ。2週間後程度から食べられるが、塩辛いと感じた場合は新しい酒粕に漬けかえる。4-5ヵ月後が食べごろ。
8.瓜を引き上げた酒粕に、5%程度の塩で一昼夜塩漬けした大根、きゅうりを漬けると5日程度で美味しく漬けあがります。(二度漬け)

鮭の酒粕煮

8-1

材料(4人分)

酒粕 200g
水 500cc
塩鮭または生鮭 2切れ
塩 適量
薄口醤油 少々
万能ねぎ 適量

作り方

1. 水の入った鍋に酒粕を細かくほぐして投入、中火で煮込んでゆく。
2. 酒粕がある程度溶けたところで、鮭を投入。
3. 塩・醤油で味を整え、10分程度煮込む。
4. 皿に盛り、きざみネギを散らし出来上がり!
(※ほうれん草を添えたり、里芋・ゴボウ等野菜と一緒に煮込んでもOK)

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